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フランス下院にて、トルコのアルメニア人虐殺否定法が通過

2006/10/13 00:46

 

French in Armenia 'genocide' row
http://news.bbc.co.uk/2/hi/europe/6043730.stm

フランス下院にて、
オスマントルコ帝国によるアルメリア人虐殺を演説や書物などで否定した場合懲役1年、もしくは4万5000ユーロの罰金を課す法案が通過したそうです。
これはナチの行ったとされるホロコーストを否定する発言をした場合の罰則と同じです。

後は上院と大統領の署名があれば、施行されます。

ちなみに、今回の法案は表向きにはフランス政府は支持していません。


今回下院では野党がこの法案に対し支持にまわり、与党である政府は反対を表明していたので、本来なら通過しないのですが、与党は自由投票にしたために票が割れ、可決されてしまう事態となってしまいました。

しかしです。大事なのはココからです。
フランス政府は表向きには反対しています。
ですが、シラク大統領や内相のNicolas SarkozyはトルコEU加盟に対して、
「トルコがEUに加盟したいならば、何よりもまずアルメリア人に対して行った虐殺を認めるべきだ」
との見解を取っています。ちなみに、これはEUオフィシャルの見解ではなく、あくまでシラク大統領の見解です。


トルコは今回のフランスの対応に非常に怒りを露にしています。
詳しくはウィキペディアWikipedia)の
アルメニア人虐殺問題
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%A1%E3%83%8B%E3%82%A2%E4%BA%BA%E8%99%90%E6%AE%BA%E5%95%8F%E9%A1%8C
でも読んで下さい。

虐殺があったか、なかったのか、それは虐殺だったのか、それとも別の表現のものであったのか。
それはわかりません、否、僕には断定できません。
ただハッキリ言える事は、それを話し合う事が大事なんじゃないのでしょうか。
それを法律で一方的に禁じてしまうのはどうしても違和感を覚えてしまいます。

トルコも同じ事を言っています。
EUにとって言論の自由は中心に存在する原則のはずだ。今回の決定はその原則を無視するものに他ならない。もし今回のフランスの決定が承認されるならダブルスタンダード以外なにものでもない・・・・と。

正にその通りだと思います。

カテゴリ: 世界から  > ヨーロッパ    フォルダ: 国際ニュース

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